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十三夜遊びネタはどこにでも。おとなの遊びは深くて広い。 14 February MY 箸づくり11 February 陽気なハンス 劇団風の子(東京)
陽気なハンス
北沢タウンホール
円形舞台で、周りを観客が囲む。
この形、劇をとても身近に見られて嬉しい。
劇中劇という始まりだが、不自然さはない。
元気ないかけやハンスが、井戸端で泣いている娘を見つけ、訳を聞くと、
底のないバケツで水を50杯汲め、と言われているという。
いかけやハンスは、バケツを直すはお手の物。
直ったバケツを見て、主人夫婦は娘がバケツを盗んできたのだろうと言う。
ハンスはこの夫婦をこらしめてやろうと思って、雇われることにした。
きちんと名前を呼んでくれれば、何でもやるって言ってね。
それがとーーっても長い名前。主人夫婦は苦労する。
さてさて、ハンスの働きに感心したのでずっと居てもらいたいのだが、
お給料は払いたくない。でも払わなければ出て行くだろう。
そうだ、水車小屋だ。
水車小屋で一晩、粉袋の番をしておくれ。
おばけが出るのだがね。
ハンスはお化けが見られるというので、喜んで番をする。
以前娘も番をしたのだが、お化けが出て、粉袋を取られてしまい、その弁償としてお給金はもらえずじまい。
その夜、果たしてお化けは出た!
ハンスは・・・。
知恵を働かせて、明るいハンス。
観ている子どもたちは食い入るように見ていた。
井戸から水がでるところでは、は~。
おばけが出るところなど、緊張感。
とても面白い舞台でした。
ジョディと小鹿のフラッグと 人業劇 「ジョディと小鹿のフラッグと」
人形劇団 むすび座
北沢タウンホール
「小鹿物語」を原作とした人形劇。
南北戦争直後のアメリカ南部フロリダの原野。
開拓農民バクスター家には一人息子の少年ジョディがいました。
ある日、父親と森で狩をしているうちに父親が蛇に咬まれてしまいました。
毒を吸い出すために、雌鹿を撃ち殺した時、子鹿がいました。
兄弟のいないジョディは友達になる子鹿を飼いたくてしかたありません。
野生動物を飼うということはどういうことなのか、両親は知っているので、
なかなか許してくれませんが、必死のジョディの願いに折れます。
ジョディは子鹿にフラッグと名づけ、いつも一緒にいます。
ジョディは近くにたった一人だけ、同年代の友達がいました。
足の悪いフォダウィングです。
ところがある日、フォダウィングは具合が悪くなって亡くなってしまいます。
悲しむジョディ。そればかりではありません。
大雨が降って、洪水が起こり、小動物がたくさん死にました。
すると山から、狼やお腹を空かせた熊などが下りてきて、牛や豚を襲います。
農民の生活は厳しい自然のなかで、ぎりぎりに営まれます。
1年も経つ頃、子鹿のフラッグはジョディの背を越すほど大きくなりました。
いたずら者のフラッグは、畑を荒らしたり、とうもろこしの芽を食べてしまったり、
柵を作っても超えて、何度も何度も食料を食べてしまいます。
とうとう、両親はジョディにフラッグを殺すように言います。
金網に白い紐で、動物たちや、花や蝶、鳥などを表して綺麗でした。
役者さんたちの所作も綺麗。さすが、むすび座です。
映画にもなった有名な話ですが、
開拓農民の厳しさ、特に食料の不自由さが、この舞台では伝わってきませんでした。
ジョディの森での生活はとても楽しそう。
食べ物も不自由していなさそうだし。
厳しさを前面に出すと、暗い話になってしまうせいか。
でも2時間を越えるのに、子どもたちは最後まで観ていました。
関の扉 歌舞伎座120年 初代松本白王鸚二十七回忌追善
昼の部
小野道風青柳硯 (おののとうふうあおやぎすずり)
柳ヶ池蛙飛の場
蛙が柳に飛びつくのを見て、努力をすれば何事も成すという故事とは違い、
小野道風は、小者と見ていた謀反の企てが天下を揺るがすことに思いが至り、
阻止することを心に誓う。
そこに大工時代の仲間、独鈷の駄六が謀反の仲間に入れといい、
相撲をしかけてくる。
公家装束ながら、小野道風は元は相撲でも名をとどろかせたという設定。
梅玉さんの道風と力士姿の駄六の三津五郎、面白い取り合わせで楽しめた。
梅玉さん、以前は公家風の喋りが地味と思っていたが、
この頃ずいぶん毛色の変わった役もおやりで、それがまた良い。
三津五郎さんの力士ぶり、蛙ぶりもこれまた楽しい。
菅原伝授手習鑑
車引
良く知られている演目。
歌舞伎の美学は、華やかな舞台というより、声の聞かせどころが多いと思った。
見事な声のオンパレード。
聞いていて気持ちが良かった。
まずは金棒引きの亀蔵のお振れ、劇場に響き渡る良い声。
松録の梅王丸も立派な声で台詞も麗しい。
時平の舎人、杉王丸の種太郎も頑張った。
そこへ松王丸の橋之助が貫禄よろしく声もよろしい。
決めの見得の形も見応えがあったが、何より声に聞き惚れた舞台であった。
休憩時間に売店に行き、絵本『菅原伝授手習鑑』(橋本治文・岡田嘉夫絵・ポプラ社)を、
表紙がよく見えるようにしてきた。
積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)
ふふふ、吉右衛門の黒主と福助の小町・桜の精。
以前観てすっかり、このおふたりのこの演目のファンとなった。
福助さんの踊りが色っぽい。吉右衛門さんが踊りやすいのかしらん。
仮名手本忠臣蔵
祇園一力茶屋の場
幸四郎の由良之助が控えめで、染五郎の寺岡平右衛門が主役のようだった。
九太夫の非道をなじり、お軽をなだめ、短兵急な平右衛門をなだめる場では、
由良之助の情の細やかさ、大胆さはお見事、幸四郎。
染五郎の平右衛門は、前に仁左衛門さんを見てしまっているためか、
平右衛門の熱っぽさとか一直線はとてもよく似合っていたのだが、
背中が泣いていない。
芝雀のお軽が可愛らしい。
夜はいつ見にいけるかな。
1 June アンデルセン童話落語会 アンデルセンの童話を落語で聞く。
4月に、ゲートシティ大崎で桂扇生さんの「はだかのおうさま」を思いがけず聞いて、
5月にもあると知り、友人とでかけました。
1、道灌 桂扇生
2、鼎談 アンデルセン童話と落語とぺこちゃん焼きと
3、あの女はろくでなし 三遊亭吉窓
4、もみの木 桂扇生
「道灌」は、
かの有名な歌〈七重八重花は咲けども山吹の みの一つだに なきぞ悲しき〉にまつわるエピソードを、
長屋の隠居が話し、それをうろ覚えしたくまさんが、使いたくて使いたくて、無理やり使う、という話。
アンデルセン童話の「あの女はろくでなし」は、無理やり分類すれば人情話に入るのだろうか。
吉窓さんがしっとりと語った。
「もみの木」は、大幅に設定を変えて人間にした。
扇生さんは面白い。何があっても面白がってめげない明るさがある。
「ブタ飼い」をやってくれないかしら。
街のお寺でこんな落語会があるなんておしゃれ~。
今回で5回目。浴衣姿のお姉さんたち(高校生)が出迎えてくれた。
若旦那たちの意気を感じます。
冬にはデンマーク旅行もあるとか。
5月5日夜・神楽坂の毘沙門天書院にて
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